マツタケだったりして。

カラマツ林の間の小径のそばでキノコ発見。なになに?と近寄ると、プーンといい香りがします。マツタケ?!  そう、マツタケのような香りです。
でもキノコは食用か毒キノコか、素人では見分けがつかないので、食欲をグッと抑え、採るのはやめて写真に撮りました。
マツタケだったら見逃したのはもったいないですが、もし毒キノコ中毒で新聞ネタにでもなったらみっともないし。賢明な判断です。
この辺りはキノコがしょっちゅう顔を出します。

3年ほど前、こちらに移住して初めて「富士見高原の自然と文化愛好会(略称SNAC)」のキノコ狩りのイベントに参加した時のことです。
前日、GREEN WALKのアルジは農協の店で、採ったキノコを入れるカゴを買ってきました。直径25cm、深さ30cmあるでしょうか、腰にぶら下げる紐もついています。ちょっと恥ずかしいいでたちでした。
準備万端で臨んだ当日、みんな八ヶ岳の斜面を登り、薮をかき分け、道なき道もキノコ目指して進みます。とにかく見つけたキノコはとりあえず全て採りました。
その年はキノコが豊作の年ではありませんでしたが、何が何でもと大小様々、種類も様々、アルジのカゴには2/3ほどの量が採れました。20人ほどの参加だったでしょうか、その中で一番採ってましたが。
全員がキノコを広げ、そこから食用か毒キノコか判別できる人が1つ1つ見分け作業をしてくれます。
その結果、私たちが採ったカゴのうち食用は3個。たった3個でした。その他に食べられるけどおいしくない、つまり食べる価値がない烙印を押されたキノコもありましたが。

こんなことを思い出していたら、あの香り、今日のはなんだかマツタケのような気がしてきました。やっぱり明日、また行って採ってこようかな。あのあと、誰かに採られてしまって、もうないかもしれませんが。
よし、朝早く行ってみよう。そして見分けができる人に見てもらおうっと。
どうぞマツタケでありますように。





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