山に居て、懐かしいもの。

お天気がいい日の朝、目を覚ましていちばんに飛び込んでくるのは、南アルプスの山々です。
日本で富士山の次に高い山・北岳と甲斐駒ケ岳がよく見えると、清々しい気持になります。遠く離れているのに、雲がかかっていても、その下に緑の麓まで見えると、なんだかありがたい気分になります。
若い時は海が大好きで、夏になると週末は決まって海へ泳ぎに行ったものです。そしてコパトーンの日焼けオイルを塗って肌を焼いて、わざと黒くしていました。
それが歳を重ねるに従って、だんだん海は、泳ぐものから見るものに変わり、今では過ごすなら山のほうというように変わって、当然のことながら、紫外線予防で日焼け止めクリームを塗るほうへと変わりました。
庭へ出る際も、サングラスに帽子、ストール、長袖、手袋という出で立ち。GREEN WALKは頼りになる木陰がまだないので、庭仕事が長引く時はしっかり武装しています。
紫外線がコワイなんて、若い時はこれっぽっちも考えなかったのが、懐かしいです。
それに比べ、無頓着なのがアルジ。私みたいに紫外線を気にしてたら庭仕事なんてできません。
日焼けして、毎日毎日、スコップや鍬を持ったり、丸太を動かしたりする手は腕っぷしが太くなり、庭仕事の殊勲賞の証みたいになっていますが、私には、東京に住んでた頃の都会的なアルジの手が懐かしい。
そのアルジも、今日、1つ歳を重ねました。





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