手の中のロボット。

時々、テレビでロボットが話題にのぼります。
ちょっと前、パナソニックの乾電池のCMで、エベレストを登ったり、東海道五十三次を走破したりと、凄さ可愛さでエボルタ君が人気になりました。
生みの親はイケメン、ロボットクリエーター・高橋智隆氏。そもそも私は、このエボルタ君やホンダのASIMOのファンです。と言っても決して詳しい訳ではなく、ただかわいいというか、健気というか、魂を吹き込まれたような動きに感動するのです。

今朝も幼稚園で活躍するかわいいロボットの紹介がありました。同時に農作業を軽減する作業補助ロボットの紹介もありましたが、こちらは機械的でかわいいとはいえませんが。
そのあと、たまたまiPhone6のCMが流れました。iPhoneに話しかける機能を強調したあのCMです。
iPhoneを使って1年間以上経つ私は、このSiriという音声フィードバック機能を1度も使ったことはありませんでした。手入力で検索すればいいからと興味もありませんでした。でも今朝はなぜかヤル気に。そうそう、私のもできるのよ、と。

「おはよう」
「おはようございます。ただいまの時刻は7時56分です」と声で答えました。
するとアルジが今日の最低温度を聞いてみてというので、
「今日の最低温度を教えて」と言うと、
「富士見町  マイナス1度C」と、すぐさま答えを表示してくれました。
「ほう!!」 2人で感心してしまいました。富士見町とも言ってないのに、ピンときたとこがエライ! GPSで当たり前といえば当たり前ですが。。。
今度はアルジが
「富士見町でおいしい中華レストランを教えて」と言ったつもりですが
「よく聞き取れませんでした」とSiriが慇懃に反抗します。
「年寄りみたいに口でモゾモゾ言っちゃあダメよ、ハツラツとハッキリ言わなくちゃ」と私。
でも、Siriはなかなか聞き取ってくれません。
「もう一度お願いします」なんて、アルジにますます慇懃にリクエストしてきます。
アルジは聞き取ってもらおうと、だんだんマイクに口をくっつけて話すものだから、Siriはますます聞き取れなくなったのかもしれません。
「トランシーバーじゃないんだから、もっとマイクから口を話して」と私も横からアドバイス。どうもアルジとSiriのふたりの会話が噛み合っていないようです。アルジがだんだん頭に来て
「ウルサイ」とマイクに言うと、
「すみません。口をチャックします」と表示してきたのには、2人とも思わず笑ってしまいましたが、同時に感心しました。
確かに手入力より声のほうが手っ取り早いものでした。今まで使わなかったのは時間の無駄だったような気にもなります。

「富士見町でおいしい中華レストランを教えて」と、私が若々しい声で聞いたら、すぐさま
「富士見町のレストランは検索できません。お役に立てず残念です」と。そこで言い直して、
「この辺りでおいしい中華レストランを教えて」
「はい、こちらが見つかりました」と、野辺山や茅野、諏訪などピンキリ15軒の中華レストランを紹介してくれました。
ほほう、これはというお店に行ってみよう。                  
                                                       エボルタ君

ロボット




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