足跡をつけたくなる道。

昨日の積雪の上に、今朝も10cmほど雪が降っていました。
夜、人知れず音もなく降る雪。
手ですくうと軽くふわっとしているのに、スコップで持ちあげようとするとなんという重さでしょう。

小学生のころだったか、雪が降ると裏庭から容器にそっとすくってきて、暖かい部屋でゆで小豆と一緒に食べたことがありました。その頃の雪は綺麗だったのでしょう。
でも中学か高校生の時だったか、久しぶりに降った雪に喜んで、小さい頃の思い出が蘇り、ちょっと口に入れたら、あのおいしかった雪の味は、すっかり埃っぽいような味になって、それ以来食べようという気はしなくなりました。
本当に綺麗な雪。足跡をつけたくなる道が続いています。




コメント

タイトルとURLをコピーしました