香りと空気の間柄。

白い沈丁花の花が、いい香りを放っています。東京のアルジの実家から移住してきました。
アルジとしてはホワイトガーデンに植えたい白い沈丁花。でもGREEN WALKでは耐寒的に無理があるので、せめてコンテナで元気に育ってくれればいいのですが。
今は地面がまだ凍っていて土が用意できないので、鉢にも植えられず、バケツの水に根っこをつけたままで、しばらく室内に置くことにしました。

花の香りというのは、そこにずっといると感じなくなりますが、いったんその場を離れて、また戻ると空気の香りが蘇ってきます。
そこにずっといると感じなくなることも、ちょっと場を変えれば改めてその存在に気づくこともあって、やっぱり違う空気を吸うことや、場を変えるということは日常的に必要なことかもしれません。
夫婦がよく相手を「空気のような存在」という人がいます。空気がないと生きていけない、いることが当り前ということを言い換えているのでしょうし、人によったら仲良し夫婦と言っているのかもしれません。
でも私はアルジに、空気のような存在は嫌だと言っています。空気は見えないし、空気は触れられない。そんな存在感のない関係はかわいそう。おたがいに見える存在でありたいと思っています。



 



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