丸太相手の格闘技。

アルジの従兄妹の別荘がGREEN WALKから20分ほどの山梨県北杜市にあります。東京から2時間足らず、自然豊かな北杜市は全国的にも移住にもっとも人気のある所ですが、最近はその地位も危うくなりました。というのも日照時間が長い都市というのが裏目に出て、太陽光発電パネルが大小合わせて2000箇所以上も至る所に設置され、今後4500箇所にもなるということ。
家の前が林だった所に、ある日突然太陽光パネルが設置され、景観が損なわれたり、パネルの反射光被害、気温上昇、雨が降ったら設置場所に水が溜まってそれが溢れて住宅に入ってきたりで、住民とのトラブル、訴訟も発生し、とにかくひどい被害を被っていると、先日、羽鳥慎一モーニングショーでやっていました。
テレビで話していた住民は関西から終の住処として移住して来たけれども、地価が半値から7掛けとかになり、他へ移りたくても移れないと嘆いていました。

今日は従兄妹の別荘の庭の木を3本ほど伐採したのを、ストーブの薪にするため軽トラでもらいに行ったのですが、その途中も小規模の太陽光発電パネルがところどころ道の両脇に見え、そこを通る私たちもため息が出るほどです。原子力発電は反対だけども、かといって雨後の筍のように、こんなに家の前に太陽光発電パネルが設置されるのは問題だし、そばの住民にとっては本当に気の毒な話です。

薪にする丸太は栗やナラの広葉樹でとてもいい薪の材料です。アルジは腰が痛いと言いながらも、太い丸太をとりあえず運べるほどの長さにチェーンソーで輪切りにします。そして、ふたりで抱えて軽トラの荷台に積みます。
4、5年、ありがたいことに友人知人からこうやって庭の木を伐採したものをもらい、軽トラで何往復もして運んで薪にして、電気を使わない薪ストーブの恩恵にあずかってきましたが、この作業もあと何年できるのやら。アルジは1年の行事の1つのように半分楽しみでやっているようですが、歳と共に年々重労働にもなっているはず。
チェーンソーの刃の切れ味が悪くなり、今日のところは軽トラ1回だけで、また日を改めて出かけることにしました。





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