ゴーシュにはなれない。

久しぶりにいいお天気になりました。昨日まで霧に包まれた林は明るく、夜には月も出ています。

未だにオリンピックメダリストたちがテレビを賑わせ、また今度はパラリンピックが始まって、メダル獲得のニュースが毎日入るようになりました。

昨日はチェロのレッスン日でした。練習曲に入る前に、いつものようにC、G、Ddur、Fのスケールから始めます。弾いたあと、先生が「音程もいいし、音もいい。どうかしました?」とのお褒めというか半分驚きの言葉。えーっ???そうですかあ!と、喜ぶ私。

そうなんです、よく音は狂うし、自分でも音の響きが悪いなあー、といつも思っていただけに、心当たりのない私のほうがちょっとびっくり。昨日は雨が降っていたので、雨のせいでしょ、と照れ隠しに謙遜して答えておきました。

オリンピックやパラリンピックのメダリストに限らず、アスリートたちは苦しい練習を重ね、檜舞台に立っています。宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」も然り。死に物狂いでやってこそ得られる栄光っていいなあと、相変わらず他人事、足元にも及ばない私です。

 




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