心豊かな音。

昼間はリビングの奥まで陽射しがあり、暖房がいらないほどの暖かさ。小さな鉢植えのミモザアカシアは居場所を見つけたようにスクスク育っています。

 

でも外はもちろん相変わらずの冷たさです。夕方から松本市のキッセイ文化ホールでのセイジ・オザワ松本フェスティバル特別公演「サイトウ・キネン・オーケストラ・ブラス・アンサンブル」へ、アルジとツレアイは友人夫婦の車に乗せていただいて一緒に行きました。

浅はかな私は1週間前までてっきり小澤征爾指揮とばかり思っていたのでした。サイトウ・キネン公演は1度行ってみたかったのですが、今までチケットが取れず、だったらオーケストラでなくブラスだけれど、これは是非行きたいものだと、チケット発売時間と同時に、アルジは電話で、ツレアイはインターネットでと手分けして購入したものでした。

でも小澤さんの健康状態を考えると、ブラス・アンサンブルの指揮にわざわざ来るのもおかしい。そうよ、ブラスには指揮者がなくてもいいと気づきました。

そんな訳ありでしたが、やっぱりチケットを購入して良かった!さすが世界で活躍しているサイトウ・キネン、12人のメンバーです。音が繊細で豊かで綺麗なアンサンブル。

印象的だったのは、みんなセイジ・オザワのいい仲間だなということ。リスペクトしあってて、仲がよさそうで、楽しそうで。演奏が終わるたびの、にこやかな表情から、それがわかりました。私なんかが言うのもホントおこがましいのですが、素人目にも、心の豊かさが音に出るんだなと、私なりにわかった演奏でした。

 

 

 




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