天国へ、ラプソディー・イン・ブルー。

バラが一気に開花しています。ツレアイの小学校の同窓生や、アルジの従兄弟たちは、7月の初めにバラを見にやってくるのですが、例年より早いので、いったいその頃、バラはどうなっているのでしょう。

今年のバラは花が大きく、今朝、うちの専属庭師(アルジ)にお褒めの言葉を贈ったことでした。

さて、赤紫のラプソディー・イン・ブルーが満開になりました。珍しい花の色なので、人目をひくバラです。

ラプソディー・イン・ブルーを見ると思い出す人がいます。

ちょうど1年前、デッキの工事にあたって、下見に来た工務店社長に同行した下請けの左官&大工さんの大将です。

このラプソディー・イン・ブルーを見るなり、「うちの奥さんにもって帰りたいから1輪ください」と。挿し木にするとのことでした。後日、聞いたら挿し木はうまくつかなかったと言っていました。

50歳くらいだったでしょうか、とっても感じがいい人で、よく気がつく働き者、真面目で明るくて、頼りになるので、誰からも好かれていました。彼の若い従業員たちもみんな感じがよく、よく教育されていると、私たちはいつも感心していました。

昨年の秋、「良かったら奥さんとどうぞ」と、混声合唱団・岡谷せせらぎ会コンサートチケットをあげたら、ラプソディー・イン・ブルーをプレゼントした奥さんと本当に聴きに来てくれました。

その彼が亡くなったと聞いたのは今年の4月だったか。お酒が好きで、友人と飲んで帰った家の前で寝てしまい、翌朝、低体温症で亡くなっていたそうです。

あまりにもったいない亡くなり方に絶句しました。

大将、ラプソディー・イン・ブルー、今年も咲きましたよ。天国から見えますか?

 




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