君の名は、高ボッチ。

昨年、大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」に出てくる糸守町の景色のモデルと言われているのが、塩尻市の高ボッチ高原から見た諏訪湖の風景。

その「君の名は。」の聖地と言われている高ボッチ高原へ、「富士見高原の自然と文化愛好会(略称SNAC)」のメンバー18人とウォーキングに行きました。
高ボッチ山は標高1665m、山頂は360度の展望で、南、北、中央アルプスとアルプス山脈全体が展望できて、八ヶ岳、富士山までも見られる日本有数の撮影スポットだそうですが、あいにく今日は少し霞んで日本が誇る山々はあまり見えませんでした。

でもこの日は毎年恒例の高ボッチ高原観光草競馬大会が終日開催されており、私たちも2時間近く草競馬を見る機会がありました。日本一標高が高い所で開催される大会で、全国から100頭近い競走馬やポニーが集まり熱戦を繰り広げます。

何よりもトラックのすぐそばから見られるので、馬の鼻息や砂ぼこりを感じながら楽しめました。

可愛いポニーの競争もあり、子供の騎手を乗せて一生懸命で走る様子に「頑張って」と、声をあげて応援したくなります。

 

ところで、以前から気になっていたのは、高ボッチというそのヘンな名前。1910年(明治43年)に5万分の1地形図を作成する際、測量士らがつけたものとされていますが、諸説ありました。

①ダイダラボッチが休憩したという伝承から。ダイダラボッチ? 山や湖沼を作ったとされる日本各地で伝承される巨人のこと。

②凹地(くぼち、窪地)から。

③山頂が栓、または蓋 のつまみ、突起。あるいは帽子(いずれもボッチ、ポッチ、ボッチョといった異名をもつ)の形をしていることから。

 

今日の高ボッチは、心地いい風がふいていました。

 




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