変化という刺激。

朝8時前、ガラスに張り付いているのは雪の結晶。まるで羽毛のようにそれぞれの形が踊って見えます。

アルジはデッキに出している最低気温計を毎朝見ます。昨夜から今朝までの最低気温はマイナス10°Cでした。「あ、今日はそんなに寒くないな」と、うれしいよりも残念そうに見えるので、深い意味はなくても、毎朝、最低気温更新を期待しているのかもしれません。

そう、今日よりも、明日は、という変化。今は冬。だから昨日より今日が寒ければ、なんだか冬が進歩したような錯覚。春が近づけばその反対。昨日より気温が高くなったなという進歩。その変化がうれしいという、単純でささやかな刺激。

雪の結晶。青い空。すぐ向こう側で鳥たちが飛び交う姿。ゆったり揺れるカラマツの樹形。自然を眺めながら2人静かな朝食。

この平和はある意味、贅沢。決して不満ではないけれど、毎日が同じように続けば刺激がないのも事実。

 




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