東京25,000歩。

先日、NHKのEテレで紹介されていた「特別展 竹内浩一の世界  ー生きとし生けるもの、その美と心ー」。京都画壇を代表する現代日本画家・竹内浩一さんの画風のすばらしさに衝撃を受け、ぜひ本物を観たいと思っていました。川崎に住む友人が付き合ってくれるとのことだったので、昨日の朝、高速バスに乗り、彼女と新宿で待ち合わせして、東京は中目黒の郷さくら美術館へ出かけました。

それまで竹内浩一さんという日本画家のことを私は全く知りませんでした。日本画の私のイメージとは違い、淡く美しく、ストーリー性があり、いっぺんにファンになったものです。テレビの影響か、小さな美術館ですが来館者も多く、図録も売り切れていました。

期待以上の本物には圧倒されました。全5作の連作からなる「鳥獣戯画」シリーズを中心に、繊細に描かれた動物たちや、素朴な植物の絵画の数々。猿や鷺、象、狐、猫・・・その毛並みの1本1本、眼の表情、色合いのどれもに魅了され、はるばる長野から出かけた甲斐がありました。

時はちょうど冬物衣料のクリアランスセール中。前回、東京へ行った時は時間がなくて買物ができなかったため、友人に付き合ってもらいデパート内をウロウロ。おかげで疲れを忘れ、探し物を求めて歩き回りました。というか、心優しき友人が「疲れた」のツの字も言わず、付き合ってくれたおかげ。乗りたかった小田急ロマンスカーで新百合ヶ丘まで行き、泊めてもらう彼女の家につくまでこの日の歩いた距離は12,840歩でした。

そして、今日は彼女と一緒にランチして別れたあと、帰りの高速バスの時間まで懲りずに新宿で1人でまたウロウロ。帰宅するまで、今日もまたまた12,499歩も歩いてしまいました。

2日間、よくまあ、歩いたものです。東京ウォーキング、さすがに、あー、疲れた。でも楽しかった。

 




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