乾燥度は唇に聞いて。

日に日に夜明けが遅くなっているのを感じます。
どんよりした朝が始まりました。薄氷も張っています。
玄関脇の紫木蓮のビロードのような花芽が、春への期待を包み込んで本格的な冬に備えているように見えます。



加湿器２台が不調のため、ここ３、４日、加湿器なしの毎日だったせいで唇は乾燥し、喉の調子も悪かったのでした。

我が家の加湿器はどちらも大容量ですが、水道水の硬度が高くちょっと加湿器の手入れを忘れていると、マグネシウムやカルシウムなどのスケールがこびり付いてしまいます。

１台は8ℓ水タンクのスチーム式で、中の受皿にはスケールがついて穴をふさぎ、タンクから水が落ちなくなってしまいました。もうこれはメーカーに送って受皿を取り換えないと使えません。このスチーム式は暖かい蒸気がでてくるので私は好きでしたが、スチーム式は電気代がかかるので、修理には出さずお払い箱にすることにしました。

もう１台は9ℓ水タンクのパナソニックの気化式ですが、フィルターにスケールがつくとカチカチになって、筒から取り外しにくくなったり、内部の水がヌルッとしてくるので、手入れはしょっちゅうしなければいけません。内部を洗うこととフィルターをクエン酸で洗うこと、これがまた面倒で面倒で・・・。

そこでこれら2台に代えて、もっと容量が大きな気化式を買うつもりでしたが、コロナ禍で在宅需要が多いせいか納期は2,3か月待ち。

という訳でいろいろ探した結果、新しく買った加湿器が届きました。今度のは16ℓ水タンクの70畳用超音波式、煙のような細かな霧が立ち上り、音はものすごく静かで電気代がいちばん安いもの。
さあ、これ1台で大丈夫かと思ったら、何時間も稼働しているのに湿度はあまり上がりません。もともと空気が乾いているこの地ですし、昼は日当たり抜群の我が家は乾燥気味、しかも夜は薪ストーブを焚くので、やはり1台では無理なようです。

仕方なく、今まで使っていたパナソニックの気化式のはお役御免とはならず、また働いてもらうことになりました。ですのでこの加湿器の面倒な手入れからは解放されないことになります。
2台あれば満点というわけではありませんが、唇の乾燥も改善したことだし、ほぼ良しとしましょう。



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１歩・２歩・散歩、明日も書こっ、と。