山はあっても山梨県。

爆弾低気圧との予報があたって案の定、昨日はうっすら雪景色の朝でした。
でも車で鉢巻道路を少し走って山梨県になると雪景色はありません。



寒い時期、近場でも少し暖かい所でゴルフと温泉をということで計画していましたが、あいにくこの日は雪がないとはいえ、気温も下がり、アルジと2人、風が強い中でのゴルフです。
なにもこんな日に・・・ではありますが、笛吹市のゴルフ場に電話すると、若干風はあるけれど雪は全然降っていませんとのことだし、夜は石和温泉泊になっているので、予定通り出かけました。

お天気はいいけれど風が強いのなんのって。でもアルジとふたりめげずにプレイを楽しみました。



山梨はフルーツ王国。特に桃、ブドウは有名で観光農園も多数あります。
その石和(いさわ)のブドウ園から高温の湯が湧いたのは、1961年(昭和36年)1月。温泉が付近の川に流れ出して「青空温泉」が誕生し、発展して温泉観光地となったのが石和温泉で、その歴史は意外に浅いもの。
泉質はアルカリ性単純泉で、神経痛や打ち身、慢性消化器病、冷え性などに効能があります。

石和温泉は初めてですが、ブドウ園が発祥の地のせいか、温泉街というより住宅街の中に温泉旅館、ホテルがあるイメージで意外でした。
でも泊まったホテルの接客はこれ以上ないというサービスぶり。露天風呂も良かったし、もちろんコロナ感染予防は徹底しています。
密を避けて夕食はお客ごと個室になっており、懐石の内容もおいしかったです。個室のそばで天ぷらをあげ、熱々を。お吸い物も何でも熱いものはしっかり熱々。それぞれ少量ですが品数も多いのにはちょっとびっくり。このサービスに、料金は相応にリーズナブルです。

でもサービス過剰もあります。
ワインビーフとなった牛の父、母のデータ、肉となった牛の生まれた年月日、屠殺日ほか、細かいデータ、生産者の写真などA4?B5?の用紙に印刷されたものも「おこんだて」のそばにおいてあるのには、ここまでしなくていいのにと思いました。
石焼きの和牛ひとくちステーキ3切れをおいしいと食べたあと、この書き物を見つけて、アルジは「この牛は3年しか生きられなかったんだね」と言っていました。なんだかビミョーに複雑。

朝食はバイキングですが、ここでもコロナ禍での対応に感心しました。
びっくりしたのはご飯自動よそおい器。ご飯茶碗をよそおい器に置くと小盛、中盛、大盛の選択と、白米、十穀米、忘れましたが他に2種類、全部で4種類のご飯が選べます。
ボタンを押すと、その通りのご飯が出てくるという訳です。コロナ禍で工夫や新製品が発明されていくのは1つの発展です。
ご飯のジャーを探しても見つからないはず。既成概念の大きなお櫃やジャーを探していたわけですから。

2日目の今日は石和温泉から30分くらいの甲府国際CCでプレイしました。
いいお天気ですが昨日より一段と気温が低く、風も強い。鼻水を垂らしながらゴルフをしたのは初めてです。

「山はあっても山なし県」と言われるように、山梨県は山々が連なっており、清々しい空気の中、遠くにくっきり見える山梨県の山あり風景はかなり絶景でした。



 

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