寒い朝。原村へ入るにつれて気温も低くなってるようです。
樹々の枝がなんだか変。すると粉雪が舞ってきました。
ああ、霧氷だったんだ、雪とは違う霧氷だから不思議な色合いだったのかと気づきました。
光の陰になっていたので、その霧氷は不思議な色合いだったのですが、朝日に当たった霧氷は白く輝いて美しい自然の造形を見せてくれています。
カラマツは四季折々の色に変化して、実に素敵な木だなあと改めて思いました。
冬はこうして繊細な氷細工のような木になったり、あるいは雪をかぶった真っ白な木になったり。
春は芽吹きから、徐々に緑の衣を身に着けた夏へ。
秋には黄金色に輝き、そして冬の景色の中で黒い枝を精一杯、方々に張って風を受けて立つかと思えば、なかなかどうして風に逆らわず太い幹は揺れるがまま。
まさにカラマツは四季折々、ここに住む人の目を楽しませてくれる名役者という存在です。
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金世界、銀世界。
カラマツが緑を帯びてきた。
マスクとシートベルトは似ている。
ある秋の日。
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