ヤダなと思ったことがヤダな。

今日、アルジはいつもの庭仕事のスコップをクラブに持ち替えてゴルフ。私も誘ってもらいましたが午後から用事があるので残念ながら辞退して、午前中ひとりでゴルフ練習場へ行きました。

付近では桜が満開です。



打ちっぱなしの隣の打席とは、休憩の椅子を挟んで小さなテーブルがあるのですが、私がひと休みしようとしたら、不織布マスクが私のサーモスのミニボトルにくっついています。

あれ? 
私が外したマスクは私の椅子の上に置いたバッグの中にちゃんとありました。とすると・・・、隣のオジサンのマスク!

え~?! も~、ヤダなあ・・・。

隣のオジサンが外してテーブルにおいた不織布マスクが、風で私のエリアまで来てステンレスのボトルで止まっていたのでした。

コロナ禍での物が物だけに触る気がせず、かと言って隣のオジサンに言うのもナンですから、練習場のボールカードホルダーで「あっち行って」とばかり、向こうのエリアにずらしました。

ところがこれで終わりではなかったのです。
しばらくボールを打ったあと、また休憩しようと椅子に座ると、さっきと同じように隣のオジサンのあの使いかけ不織布マスクが、再び私のステンレスボトルにくっついて止まっているではありませんか。
また風の仕業、悪戯が過ぎる!


隣のオジサンはトイレかどこかに行って不在です。仕方なくまたボールカードホルダーでずらして、今度は三度起きないように、向こうのコップ置きのくぼんだ所にしっかりつっこんでおきました。

オジサンは知らないこととは言え、マスクの行方は責任もって自分のポケットかどこかに入れておいてほしいものです。

さて、時間が来て、私がクラブをバッグに入れて帰り支度をしていると、どこからか声が聴こえてきました。
隣のオジサンです。
「すみませんが、動画を撮ってもらえませんか。3年ぶりに練習にきたもんですから、スイングを真横からビデオで撮ってほしい」と、自分のスマホを私に渡すのでした。

内心「え~! ヤダなあ」と思った私。
でも、ことわるわけにもいかずオジサンのスマホを受け取って、撮影するために私はグローブを外し、ビデオモードで数分間撮影する羽目に。

オジサンにスマホを返したあと、人知れず熱いおしぼりで自分の手・指をごしごし丁寧に拭きまくったのは言うまでもありません。もちろんステンレスボトルもおしぼりで拭いておきました。
車に戻って、バッグに入れていたアルコールスプレーで一応、手の消毒もしましたが、もう手遅れかも。
ムカシはこんな潔癖症ではなかったのに。


でも思い出せば思い出すほど、ゾッとします。あのスマホには電話で話す際のオジサンの飛沫がこびり付いていたことでしょう。
帰宅して改めて私のスマホをマジマジと見ても、カメラのビデオボタンはマイクの直近!


コロナ禍でなければ、「はい、いいですよ」と快く応じたはずなのに。
そして、今まで私もアルジとどこかへ出かけて写真を撮ってほしい時、通りかかった人に「すみません、写真お願いできますか?」と、自分のスマホを手渡して撮影してもらっていました。
でもコロナ禍の世が世だけに、もうそんなお願いを他人にしたら迷惑なことと、今日初めて知らされたことでした。

コロナのせいでオジサンの頼みごとに内心ヤダなと思った私ですが、本当はこんな世の中こそヤダなと思った次第です。

 

1歩・2歩・散歩、明日も書こっ、と。

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