JASRACに、そこまで権限があるのか?

私がチェロを練習しているからと、昨年、友人から「面白いよ」と送ってくれた小説『ラブカは静かに弓を持つ』。

安壇美緒著、2023年本屋大賞第2位、第25回大藪春彦賞他を受賞しただけあって、ストーリーは面白く、描写もすごく良かった本でした。

主人公の橘樹(たちばないつき)は、勤務する全日本音楽著作権連盟(全著連)の上司から、音楽教室への2年間の潜入調査を命じられます。課せられた使命は、著作権法の演奏権を侵害しているかどうかを調査すること。全著連のスパイとして、心を閉ざしてチェロ教室に通い始めた樹でしたが、音楽を奏でる歓び、そして師と仲間との出会いによって、次第に心を開いていきます。

早い話、全日本音楽著作権連盟(全著連)=日本音楽著作権協会(JASRAC)と音楽教室=ヤマハとの著作権料徴収をめぐる隠密調査の物語です。

そのJASRAC事件が、まさかわが身に降りかかろうとは・・・

先週木曜日夜、この「1歩2歩散歩」のブログにアクセスできなくなりました。

なぜ?
なにがなんだかわからないまま、早く復旧させたいので、
WordPressに詳しい会社に復旧作業のお願いをしました。WordPressの不具合またはハッキング等による障害が起きている様子とのこと。

同時にレンタルサーバー会社に連絡したら、1日経って、過去のブログに書いていた歌詞が、著作権を侵害しているからとJASRACから削除の依頼があり、期日までに削除しなかったから非表示措置をとったとのこと。

たしかにそのようなメールは読みましたが、いたずらかもしれないと思ったのも事実。
でなくても、サーバー会社がその当該ブログの日だけを閲覧できないようにするだろうと安易に考えていたところ、突然「アクセスできません」と、サイトがすべて閲覧できないようにサーバー会社がしたのでした。

それにしてもJASRACというのは、対象となったブログの掲載ページだけでなく、営利を目的としていない個人のサイトそのもの、ぜーんぶを見られなくするという横暴な権利はあるのか!と言いたい。

見方を変えれば、いい歌ですからと、紹介してあげてるのに・・・と思わなくもないけれど。
おまけにサーバー会社が「はいはいとばかり」処置を講じるのにも、もう少しカスタマー寄りにできないものかと。


そうですか・・・悪いのは私ですか・・・
まあまあ、まあまあ。
ようやく解決し、こうしてブログも書けるようになって一件落着。


 

というわけで、振り返ってみると・・・

先週金曜日。この日はいいお天気でした。



次の日は雪。



その次の日。昨日の日曜日は、和菓子のあんフラワーの補講。
先生のお友達がやっている原村の「はなももカフェ」の場所を借りて、私のために時間をとってくださいました。

その「はなももカフェ」のランチは、全部手作りでおいしかったです。




 

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