それを言っちゃあ、オシマイよ。

夕暮れには少し間がある空と雲と山の切ない領分が美しく広がっていました。



10月21日、ピアニストの反田恭平さんがショパンコンクール2021で2位に輝き、今夜そのコンクールの様子をNHK-BSで観ました。
反田さんは「題名のない音楽会」などでもよく出演していたし、各地でコンサート活動をしているので、場慣れした感じで素晴らしい演奏でした。
彼は今、演奏家を教授に養成して音楽学校を創りたいと、将来を見据えて自分が主宰する楽団でピアノを弾きながら指揮もやっており、そのエネルギッシュな音楽活動には特異なものを持っています。

一流の演奏家になるためには世界的なコンクールで優勝するのを目標に、小さい頃から日々努力をしていると聞いたことがあります。
英才教育と自身のモチベーションが両立してこそ成せる、ほんの一握りの人たちでしょう。
では高齢になってからチェロを習いはじめた私は、何を目標にしたらいいのか、最近よく考えます。
人によってはバッハ「無伴奏チェロ組曲」第1番プレリュードを弾きたくて習いはじめたと言う人もいるし、音楽教室の発表会での演奏を目標にしている人もいます。
でも私は、そのどれでもなく、今は違う世界観の目標のような気がして、でもそれが何かわからないままモタモタしているという感じ。
まあ、年齢的に先は短いことだし、今さら目標云々というよりも、まずは綺麗な音、正しい音程を?
あ、それは言わないで。それを言っちゃあオシマイよー。

 

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