桜切るバカ、梅切らぬバカ。

元来、町にいるはずのスズメが山に居ついているようで、モミの木食堂の常連さんになってしまいました。
昨年の秋頃までは3羽程度でしたが、最近は4、5羽やって来ます。
そのせいか、ヤマガラが姿を見せなくなりました。そう言えばキジバトも最近とんと見かけない。
どこへ行ったんだろう? キジバトは、まあ、いいとして、大好きなヤマガラに会えないのは淋しすぎる。

明らかに生態系が変わってきているのを感じます。

花芽のついたオオヤマザクラの枝にとまったスズメは、ヒマワリの種がないよと言いたげに、しばらくウエイティングしていました。



このオオヤマザクラは昨年11月に植木屋さんが剪定。いちばん太い幹も途中でプッツン切られてしまいました。
ツレアイは高さはそのままに、枝を間引きしてもらう程度と思っていたのですが、高さを押さえたいアルジの要望で、主となる幹の背丈も2~3m?低くなり、枝もどんどん切られてグッとこじんまりとした樹形になりました。
「桜切るバカ、梅切らぬバカ」ということわざがありますが、桜の花は、枝が細かく分かれた更にその先に咲き、主に枝の先端に花芽が多く付きやすいため、一度剪定して新たに伸びた枝の途中には花が咲かないそうで。
でも、切られちゃったんですね。

今日は岡谷スカラ座に加賀まりこさん主演の「梅切らぬバカ」を観に行きました。

「桜切るバカ、梅切らぬバカ」のことわざが意味するのは、樹木の剪定には、それぞれの木の特性に従って対処する必要があると言う戒めだそうで、転じて人との関わりにおいても相手の性格や特徴を理解しようと向き合うことが大事という、そのような映画でした。

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問題の桜の解決策。

オオヤマザクラの存在。

命拾いした桜。

 

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