西側の斜面に咲くツルニチニチソウ。土留めを兼ねてヒメツルニチニチソウやワイルドストロベリーなどと植えています。
この斜面は立って雑草など草むしりができるので、ラク。
午前中の草取りを終えて、さあ、お昼の支度をしようと、庭から去ろうとしたところ、庭の隅のコンポストで作業をしていたアルジの大きな声が聞こえました。
クシャミかな? アルジのクシャミは大きくて派手。
また同じような声が聞こえたので、何事?と思いながらも、動くアルジが見えたので、心配ないだろうと、またそこから去ろうとしたら、今度はツレアイを呼ぶ声。
「早く来て、早く!早く! デッキ下のテーブルの上にある蜂退治ジェットスプレーを持って来て!」と。
まあ、スズメバチに刺されたかと、急ぎつつも、最近、体幹不安な私はヨタヨタしながらスプレーを持って行くと、農耕フォークに絡まったものが・・・。
うぇ~!
土の中にいた蛇をアルジが刺したらしくフォークに絡まって離れないと。
蛇と眼があってアルジのほうへ動いてきそうでビビるアルジにスプレー缶を手渡し、私は目をそらして急いで退散。
あとで聞いたら蜂退治ジェットスプレーをかけて、生きているのか死んでいるのかわからないけれど、何とか外して向こうの敷地に捨てたとのこと。
蛇に蜂退治スプレーもどうかと思うけれど、他に強力なものはないので。
アルジも蛇は苦手。
同じく蛇嫌いの友人にことの顛末を言うと、その名の通り、地もぐりという蛇だそうです。
連日コンポストから土を取って庭に撒いているアルジにとっては、しばらく不安で恐怖の作業が続きます。
昨日は昨日で、道のそばに置いていた黒いコーンをアルジが持ち上げると、中でシジュウカラが5羽死んでいると言ってきました。
見に行くと20cm近くもうず高く巣材が敷き詰められた中に、巣立ち直前の雛ちゃんたちが。
コーンは工事現場によくある赤いコーンと同じですが、色は黒。てっぺんは直径3~4cmの穴が開いており、親鳥はそこから出入りして巣材を敷きつめ、卵を産み、温めて孵化させ、餌をせっせと運んで巣立ちを待ってたのに。
なぜ、雛がそこから出られなかったのか?
高さ50cmほどのコーンは内側に足場がなく、円錐形プラスチックは滑って雛には這い上がることが出来なかったのかも。
それとも雨が溜まって溺死か、あるいは濡れた身体で冷えたのか、私たちにはわかりません。
アルジが巣材ごとスコップですくって松林に埋めてやりました。
ほんとに巣立ち直前まで育っていたのに、雛も親鳥もかわいそう。
悲劇のコーンは、ガムテープで口を塞いでおきました。
自然界では、思いもかけないいろんな事件があるものです。
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