諏訪大社下社参拝のご利益か?

諏訪湖を挟んで、南に諏訪大社の上社、北に下社があります。
2社4宮で構成される、全国に1万社余ある諏訪神社の総本社。
「古事記」そのほかの書物から推定して少なくとも1500年から2000年前と言われていて、日本最古の神社の1つに数えられています。
上社には前宮と本宮があり、どちらかは行ったことはありますが、下社には行ったことがなく、いつかその秋宮と春宮へ行きたいと思ってはいました。

諏訪郡富士見町に住んで13年も経つのに、アルジと、行こう行こうと言いながらも、なかなかその機会もないというか、本気にならず今日に至ります。
今日は時間があるので、よし、行こう!
思い立ったら吉日。
アルジはこの季節、庭仕事で忙しいし、おまけに今日はサックスのレッスンがあるので、ツレアイひとりで行くことにしました。

上社と下社の場所はわかっていても、諏訪大社の4つの神社の、前宮、本宮、春宮、秋宮のどれが上社なのか下社なのか一向に憶えられず、笑われそうです。

まず、下社の秋宮を目指して20号線を走ります。
途中、メルカリで売れた本を発送するため、セブンイレブンに寄り、車を降りようとしたらウインドウをコンコンと叩く人が。


アルジでした。
アルジは同じ方面とはいえ、サックスのレッスンで、私よりずっと先に家を出ていたし、同じセブンイレブンで会うなんて。ご縁ですね〜。

アルジはここでレッスンの時間待ちしてたとか。



じゃあね〜と別れて、さて、下社秋宮に着きました。
新型コロナ禍の影響で、手水舎には柄杓がなく、細い水が流れるようになっている神社が多い中、中山道で唯一温泉の湧く下諏訪宿の中心地にほど近いところにある秋宮の境内の手水は龍の口からお湯が流れていました。



次に、春宮へ行きました。
春宮と秋宮の社殿の建替が諏訪藩に依って計画された時に同じ絵図面が与えられたとかで、大きさは違いますがその構造は全く同じとのこと。
日本最古の春秋両社の建築は彫刻にも技が競われているそうです。



私は神社のことにも疎く、その歴史や神話の知識もありませんが、神社の雰囲気とか、日本ならではの文化や森羅万象あらゆるものに神が宿るという空気感に癒されるのは確かです。

春宮から浮島社のそばを流れる砥川の大きな水音を聴きながら、川畔のベンチで1時間近く座って自然に浸っていました。

川の流れに応えるように絶えることのない野鳥の囀り。
何の花でしょう? この荘厳な風景全体を花のいい香りが覆っています。
すばらしいひとときでした。



諏訪大社下社から車で10分か15分ほど走ったところに、アルジがサックスの練習のあと決まって寄るマッサージ屋さんがあり、念のため駐車場を見ると、ある、ある、アルジが乗って行った車がいました。
あら、まだいたんだ・・・。


そこで待つこと15分。
アルジがお店から出てきたので、車のウインドウをコンコン。

行きも帰りも会うとは、偶然なのか、必然なのか、神社参りのご利益か・・・
ご縁ですね〜!

同じ駐車場そばのトンカツ屋さんで夕食を済ませ、じゃあね〜と別れて、それぞれの車で帰宅しました。

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