いのちの名残り

ここ何日か、ヤマガラが巣箱を覗いて営巣の準備をしている様子を見ているので、早速、巣箱の1個だけはとりあえず掃除をしておきました。

巣箱の扉を開けると、中には普通の営巣より少な目の巣材があり、そこに3個の小さな卵がありました。2個は割れていて、1個はそのまま。営巣を始めたものの親鳥が途中で諦めたためです。

思い起こせば、昨年、シジュウカラが頻繁に巣箱を出たり入ったりしていたのですが、ある日、1羽のシジュウカラがこの巣箱のそばで死んでいました。おそらくガラス窓に激突して死んだのでしょう。その時、この巣箱の夫婦のどちらかではないかなと思ったものでした。この日を境にこの巣箱でシジュウカラを見なくなりました。夫婦のどちらかが欠けるともう営巣は無理なので残されたほうは孵化させるのを諦めて放棄します。

今年はこの巣箱は、ヤマガラが興味津々。今日も2羽のヤマガラが巣箱の屋根に上がったり、巣穴をのぞいたりしてました。

 




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