高い所に手が届かない。

冬になると目立つのがヤドリギです。至るところの枯れ枝に緑の球がこんもりと茂っていて、まるで何かの巣のようでもあり、木の遊び心あるデコレーションのようで、なかなか素敵な自然の造形。いつものウォーキングコースの道沿いでよく見かけます。

ヤドリギは落葉樹に寄生し、その木から栄養をとって、葉の光合成で生育するとのことですが、その実にはオレンジ色と薄緑色があるのを、先日、八ヶ岳自然文化園を歩いていた時に見つけました。

熟したらオレンジ色になるのかと思いましたが、調べてみるとオレンジの実をつけるのは赤ヤドリギでした。

ヤドリギのファンも結構いるそうで、ヤドリギを見つけることをヤドリギハンティング、ヤドハンと言って、どこにヤドリギがあるなど情報発信しているそうです。ここら辺にいっぱいあるのに、場所が変わればヤドリギを求めて探す人がいるというのにはちょっと驚き。

欧米ではクリスマスモチーフに使われているので、花材としても販売されてるなどヤドリギファンがいるのですが、木の高い所の細い枝に寄生しているだけに採るのが大変そう。ヤドリギが欲しい人がいるから、それに応えて採取する人がいる。たしかにリースにすると素敵かなと思いますが、何度も言うように採取はかなり大変です。

 




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