真夜中、枕元の向こう側、外の何かに、屋根から落ちる雨粒の音が、やけに大きくて目が覚めました。
そんな夜が明けて曇り空。雨は止んでいます。
昨日セブンイレブンに寄ったついでに買っておいたサンドイッチで朝食をすませ、ゴルフ場へ。
寒いと思って薄手のヒートテックにウールのセーター、その上に薄手のダウンを着て車に乗ると、着過ぎでやはり暑い。
今日の天気は目まぐるしく変わりました。
曇った空が晴れ、青空も見えていたのに、やがて霧が低く流れてフェアウエイからグリーンが全く見えません。
白く薄いベールが下りてくる幻想的な風景。
子供の頃、家族のお布団の作り直しを母がしていた時、そばで見ていた私に、薄ーく薄ーく広げた真綿を仕上げにフワッと掛けるお手伝いをした記憶があります。
今から思えば、それは光沢のある絹の真綿。
昔の母親たちには毎日の家事の他にも季節ごとの作業がいっぱいありました。
障子の張替やお布団の作り直しも。
布団屋さんに打ち直しをしてもらった綿を広げて、お布団を作り直していたものです。
それに比べて、便利な世の中に甘え、そういう家事は全くすることなく楽ちんな毎日を送っている現代。
こうしてゴルフ場で遊んでいるんですから、忙しいと言ったらバチが当たりそうです。
横道にそれましたが、垂れこめる白い霧を見て、どう言う訳か、あの時の光沢のある真綿を思い出したわけ。
霧が晴れて、また青空が見えました。
ホール移動の途中、大きな木の根元に大量のドングリ発見。
まるで誰かがドングリを故意にかき集めたみたいにドングリだらけ。
人口密度の高いドングリ大国がそこにありました。
最後のホールへ移動していると、濃い灰色の雲が覆いはじめ、とうとう雨が降ってきました。
傘をさして最後のホールだから濡れてもプレーするつもりでしたが、雨は激しくなり、最後だからこそ、もうやめようということになり、急いでカートに乗り込みました。
でも帰宅する頃にはまたまた青い空が見え、今日一日の目まぐるしい天気に、明るいトドメをさした感じ。
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