シカたない。

鹿が増えすぎて駆除に乗り出している各地。富士見高原もその1つです。時々見かけはしますが、昨年までに比べると随分その数は減った感じがします。それでも夜遅く車で通ると、道を横切る鹿たちに遭遇します。大きな声で言えないけれど、見ると安心します。そして心の中で、頑張ってね、ちゃんと生き抜くんだよと言いたくなります。

人間が大切にしているものをどんなに食べようと、あの目はかわいい。農作物に被害を及ぼしたことも悪気があったわけでなく、人間を困らせようとしたわけでもない。絶滅危惧種の植物を食べようと、本人はなんの悪巧みもない。人間を襲うわけでもなく、ただ命をつなぐために食べているだけ。鹿に生まれたばっかりに。

GREEN WALKも鹿に入られないように柵をしています。こちらに移住した最初の年。柵をする前でしたので、私が大切にしていたニオイスミレはひと晩で鹿に食べられた時は恨んだし、何本も木の皮を剥がされ、枯らしたものです。我が家は仕方ないですむのですが、農家は仕方ないではすむ話ではないし。難しい問題です。

 

我が家の玄関には1年中、親子3頭の鹿がいます。今年のクリスマスも赤いリボンをつけて人の出入りを眺めています。

 




コメント

タイトルとURLをコピーしました