家から歩いて10分か15分の所に、川崎市八ヶ岳少年自然の家という神奈川県川崎市の施設があります。
広大な敷地に宿泊棟のほかキャンプ場、大勢で使える調理湯、ホールほか充実した施設で、1年中、川崎市の主に児童や生徒たちがオリエンテーリングやキャンプ、スキー宿泊などに利用しています。
その中にアストロハウスという、どでかい望遠鏡4基を設置した、星の観測ができる建物があります。毎月1回、「ふじみ星空観察会」を開催しているのですが、先週金曜日、初めて行ってみました。
厚着をし、帽子、手袋でしっかり防寒して建物に入ったら、ありがたいことに床暖房が効いていてびっくり。厚手の毛布も備えてあり、各自毛布をかけて寝っ転がっていると、床暖房の暖かすぎる暑さに汗が出そうです。
ガイドさんによる事前学習のあと、アストロハウスの屋根が全開していきます。外に寝ている感覚で、床暖房と毛布のおかげでポカポカ、顔だけが冬の冷気でヒンヤリ冷たくて気持いい。そして真上には冬の星座が・・・！
「これがカシオペアです」と、レーザーポイントでガイドの先生が星を指して教えてくれます。
レーザーポイントが星に届くのには感動しました。実際の距離には届いてないのは当然ですが、天空のスクリーンのようにちゃんとその星を指すのです。
教えてくれる先生は足の下だけに暖があるものの寒空の下に立っていて、約30名の教えてもらうほうは寝て星空を見上げている。見た目、失礼といえば失礼な格好です。
こぐま、みずがめ、アンドロメダ、さんかく、おひつじ・・・教えてもらって、ああ、あれがそうなんだという程度のアルジとツレアイ。とうていひとりでは見つけられない星座が、手に取るように紹介されていきます。
そして大きな望遠鏡を覗いて星の色の違いなどを観ました。
星座にも感動しますが、相当な暖かさの床暖房も感動もの。おまけに全て無料というのもすごい。
川崎市はすごい施設をもっているんだなあと、こっちのほうに、これまた感動しました。
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