犯行声明。

曇り空の静かな朝でした。

デッキに巣材が散乱しています。巣箱を見上げると変わりはありません。いったい何が起こったのか飲み込めませんが、何者かが巣材を散らかしたことだけはわかります。巣箱の扉が開けられないように紐で縛っていたのも解かれていません。

でも散乱した巣材から少し離れたところに落し物があるのでようやく理解できました。テンかイタチかハクビシンかわかりませんが、「私が襲ったのだ」と犯行声明のように糞がしっかりありました。直径2.9cmの巣穴から手を突っ込んで巣材を引っ張り出し雛を襲ったようです。

やがて幼虫をくわえた親鳥が2羽、雛に呼びかけながらやってきました。でも雛たちの応える声がありません。親鳥2羽は巣箱にだんだん近寄りながら巣材が散乱している下を見ています。異変に気づいて、現実を理解したようで、巣穴のすぐそばまで来ながら、やがて去って行きました。

今日、明日が巣立ちかなと思っていた矢先の悲劇で、親鳥もショックでしょうし、かわいそうで仕方ありません。営巣から巣立ちまで1ヶ月余りに渡る子育てで親鳥も痩せてやつれてきます。ましてや梅雨時で餌を探すのも大変な苦労をしての子育てでした。

この巣箱は今年2回目の営巣です。1度巣立ちしたあと、別のつがいが営巣したのですが、居抜きとはいえ習性でしょう、新たに巣材をその上に積むので、おそらく巣材が10cmほどにもなり、巣穴から5、6cm下の高さまでになっていたと思われます。だから小動物が手を入れて届いたのでしょう。

シジュウカラのためにやれること・・・私たちが学習したのは、来年から巣立ちした巣箱はすぐに空き家状態にしておくことと、小動物が登れないように何らかの処置を考えないといけないということでした。

シジュウカラを慰めるかのように、白いラクチフローラが咲いています。

 

 

 




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