冬枯れにメジロの巣。

昨年の梅雨の晴れ間、GREEN WALKで繁ったモクレンの枝を剪定していたところ、びっくりしたメジロがモクレンの木から飛び立つのに気づきました。
チュルチュルチュルという鳴き声で猛烈に抗議してその辺りから離れようとしません。

ん?

青々としたモクレンの葉が茂っている枝を探すと、小さな巣が見えました。
え~っ?!こんなところでメジロが営巣している!と今度は私のほうがびっくりしたものです。




ある大雨の日。メジロの巣が気になります。
というのもメジロの巣は10cmにも満たない小さなお椀のようで、上がスケスケ。つまり上から出入りするので、いくら葉が茂っているとはいえ、こんな大雨ではびしょぬれに違いないと、雨が止んだあとに様子を見に行ったところ、メジロの気配がありません。
きっと少々の雨なら習性として卵を温めていたのでしょうが、あの大雨では諦めざるを得なかったのでしょう。
メジロは巣を放棄してしまい、あとで見ると小さな卵が1つ残されていました。




夏、そして秋が過ぎ、モクレンは落葉して季節は冬が過ぎようとしています。
今日、そのモクレンを見ると、あの小さなメジロの巣はしっかり枝にくっついていました。
枯れた1枚の葉がからまって風に揺れていました。

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モクレンにメジロが巣作り。

あざやかマロウ。しめやかメジロ。

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