風雨にさらされ落ちた匠の技。

昨年の梅雨時、GREEN WALKのモクレンの木にメジロが巣をかけ、営巣の途中、まだ1個の卵を温めていたところ、ある大雨の日から主のいない巣になってしまいました。
過ぎ行く季節にもモクレンの枝にしっかりくっついていました。

1週間ほど前、その巣がなくなっているのに気づきました。
台風にも冬の北風にも、そして雨、雪にもめげずにあったのに、とうとう力尽きたのでしょう。



地面を探すと、やっぱり落ちていました。
マグカックの直径ほどしかない小さな巣は、無数の植物の乾いた繊維のようなものや、わずかに獣毛は残っていますが、苔などはもうなくなり、張りのないよれよれの骨皮筋衛門のようになっています。
この巣を作るために、メジロ夫婦は何度も何度も巣材をくわえてどこからか運んで来て、器用に編みこんだ匠の技。それを捨てるのは忍びないので拾って部屋に飾っています。

今年は桜やモクレンの開花も、2週間くらい早いようですが、昨日から肌寒く、今日は雨。そう言えば先週の日曜もこんな天気でした。
薪がたくさんあるのでストーブを朝から焚いています。

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1歩・2歩・散歩、明日も書こっ、と。

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